Menu guide Jp
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先付け

日本茶の奥深さを感じて頂きたいと思い、先付けには玉露をご用意いたしました。

玉露は特別な時に飲む日本茶です。玉露の葉は収穫前に覆いを被せ、日光を一定期間遮らせて栽培します。煎茶のような苦味や渋味はなく、強い旨味や甘味が特徴です。通常60度くらいのお湯で淹れます。

玉露と相性の良いウォッカのオリジナルのカクテルで、新しい玉露の楽しみ方をご堪能下さい。

 

前菜

会席料理において前菜は季節を表現する一品です。四季を重んじる日本料理の伝統を、日本の食材だけでなく、ヨーロッパの食材も用いて表現しました。春の芽吹きや華やかさを感じて頂けたらと思います。

 

煮物椀

出汁を堪能する煮物椀は、古くから日本料理の花形と言われる一品です。

今月のお椀の出汁にはカツオの一番出汁に旬の菊芋を合わせ、シンプルでありながら味わい深いすり流しをご用意しました。

 

焼き物

鱸に蛤の出汁で炊いたお米のソースを合わせました。

たん白な鱸と濃厚な蛤出汁の取り合わせ、桜をイメージした盛り合わせをお楽しみ下さい。

 

強肴

独自の火入れで焼き上げたリブロースに、藁と炭の香りを加えました。添えられた特製ソースには、春のスパイスである山椒を用い、そのピリッとした刺激や爽やかな香りと共にご堪能下さい。

 

お食事

日本では筍に春の訪れを感じます。

その筍を炊き込みご飯にし、小海老のかき揚げと共にご用意しました。

筍と小海老の香り、異なる二つの食感をお楽しみ下さい。

 

デザート

特製アイスクリームには豆乳を用い、そこに桜の花を練り込みました。

鼻に抜ける桜の香りは、ポーランドの世界遺産「ビャウォヴィエジャの森」で採れるバイソングラスを漬け込んだウォッカによるもので、日本の春の和菓子である桜餅をイメージし、ヨーロッパ食材で表現しました。

桜の花に持たせた塩気が全体の味を引き締め、和菓子に通じるすっきりとした甘味に仕上げています。

全く異なる場所で共通している「春」をお楽しみ下さい。

Nihonryori KEN,
Wallstraße 22, 60594 Frankfurt
+49-69-97694660,
Open: 19 Uhr – 22 Uhr

Dienstag – Samstag